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記念コイン(昭和) | 記念コイン(平成) | 記念コイン(地方自治) |
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・昭和39年(1964)10月、東京でオリンピックが開催されることになりこれを記念して、 我が国で初の記念貨が発行された。 ・千円銀貨は、「一家に1枚」という考えで1500万枚、百円銀貨は、当時の製造能力の 限界である8000万枚が製造された。 ・当時の銀地金の素材価値は、15〜16円/gであったから、千円銀貨の場合で、素材 価値が約300円、製造経費が約100円で、1枚当たり約600円収益がでた。 千円銀貨と百円銀貨の発行で、約120億円の実入りとなり、大会開催の費用づくりに 大きく役立った。 ・千円銀貨の高騰が国民の関心となり、戦後初のコインブームの到来となった。 |
(バラバラの記念貨) ・日本万国博百円・・・・・・・・・D:28.0mm、W: 9.0g ・札幌オリンピック百円・・・・・・D:30.0mm、W:12.0g ・沖縄海洋博百円・・・・・・・・・D:22.6mm、W: 4.8g ・天皇御在位50年百円・・・・・D:30.0mm、W:12.0g ・これらの記念貨は、すべて「百円白銅貨」であった。関係者の願いは千円銀貨の発行 であったが、千円銀貨の発行には、法律の改正が必要なこと、また大量の銀が使い にくい情勢(通常百円銀貨は昭和41年で打切り)であったこと等のために見送られた。 |
・昭和57年から通常五百円白銅貨が発行されるようになったため、 つくば科学博以降の 記念貨の額面は、五百円以上となった。 |
・昭和60年12月 9日、天皇陛下御在位60年記念貨として、額面10万円の金貨発行を決定 ・昭和61年 4月28日、天皇陛下御在位60年記念貨のための、10万円、1万円の「臨時補助 貨幣の発行に関する法律、及び品位形式等に関する政令を公布。 ・昭和61年 7月10日、10万円金貨打ち始め。 ・昭和61年10月16日、金融機関が5枚に1枚が当たる抽選券を希望者に配布(金貨フィーバー) ・昭和61年10月22日、10万円金貨を62年4〜6月に、500万枚追加発行することを決定。 ・昭和61年10月30日、抽選結果発表:金貨幣は「01と02番」、銀貨幣は「01と10番」が当選。 ・昭和61年11月10日〜21日、当選券を公布した金融機関で引き換え。 (大量の引き換え残発生・・・コイン店10万円金貨買取拒否) ・昭和62年 5月13日、追加発行を当初予定の500万枚から100万枚に削減し、 そのうち70万枚を発行、残りの30万枚はプルーフ貨とする。 ・昭和63年 1月18日、10万円金貨プルーフ貨の発送を開始。 ・平成 2年 1月29日、偽造10万金貨:1000枚が発見された。その後、見つかった偽造金貨 は、10万枚を超え大問題となった。 10万円の額面に対し、金の価値は4万円これが問題とマスコミは騒いだ。 |
・昭和63年4月1日、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」が施行され、 記念貨の販売(プレミアム貨の誕生)、千円、五千円、壱万円額面の記念貨の 発行ができるようになった。 ・新法が誕生したあと、最初に発行された記念貨が、63年8月発行の青函トンネル 開通、瀬戸大橋開通であった。 |
名 称 | 額 面 | 発行年月 | 発行枚数 |
長野オリンピック(1次) | 1万円金貨 | 平成 9年 2月 | 55,000枚 |
長野オリンピック(2次) | 1万円金貨 | 平成 9年 8月 | 55,000枚 |
長野オリンピック(3次) | 1万円金貨 | 平成10年 2月 | 55,000枚 |
2002:ワールドカップ | 千円銀貨 | 平成14年 5月 | 100,000枚 |
2002:ワールドカップ | 1万円金貨 | 平成14年 5月 | 100,000枚 |
第5回アジア冬季大会 | 千円カラー | 平成15年 1月 | 50,000枚 |
奄美群島復帰50年 | 千円カラー | 平成15年11月 | 50,000枚 |
愛 知 万 博 | 1万円金貨 | 平成16年12月 | 70,000枚 |
愛 知 万 博 | 千円カラー | 平成16年12月 | 70,000枚 |
中部国際空港開港 | 五百円銀貨 | 平成17年 2月 | 50,000枚 |
国際連合加盟50周年 | 千円カラー | 平成18年12月 | 70,000枚 |
2007技能五輪国際大会 | 千円カラー | 平成19年10月 | 80,000枚 |
地方自治法施行60周年 | 千円カラー | 平成20年 7月 | 100,000枚 |
(注)昭和天皇在位60年記念貨は、金融機関で引換された金貨は、プレミアは付かないが、下記の貨幣セットの ように、造幣局製のコインケースに入った通常金貨(写真右側)は、発行枚数が少なくプレミアがついている。 同じ貨幣セットでも、プルーフ金貨(写真左側)は、発行枚数が多く、プレミアはあまり無い。 (参考) 昭和天皇御在位60年記念10万円金貨の発行枚数 ・通 常 記 念 金 貨:61年銘・・・・・・・・・・・・・・10,000,000枚 ・通 常 記 念 金 貨:62年銘・・・・・・・・・・・・・・ 1,000,000枚 ・プルーフ記念金貨:62年銘(ケース入り)・・・ 124,000枚(写真左側) ・通 常 記 念 金 貨:62年銘(ケース入り)・・・ 8,308枚(写真右側) |
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